小森です。
友達とご飯に行ったりするとき、あなたは友達に対してご飯代を奢ることはありますか?
筆者の場合、友達に奢ったりはたまにしますね。
それでたまになら奢るのはいいのですが、奢った際にその友人が、「優しいねぇ~」とか言ってくるんですよ。
”優しさ”とはなんか違うなぁ~。。。と、筆者はいつも思う訳です。
優しさの定義について、ちょっと調べてみましょうか。
やさし・い【優しい】 の解説
[形][文]やさ・し[シク]《動詞「痩 (や) す」の形容詞化で、5が原義》1 姿・ようすなどが優美である。上品で美しい。「―・い顔かたち」「声が―・い」
2 他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。「―・く慰める」「―・い言葉をかける」
3 性質がすなおでしとやかである。穏和で、好ましい感じである。「気だての―・い子」
4 悪い影響を与えない。刺激が少ない。「地球に―・い自動車」「肌に―・い化粧水」
5 身がやせ細るような思いである。ひけめを感じる。恥ずかしい。
「なにをして身のいたづらに老いぬらむ年のおもはむ事ぞ―・しき」〈古今・雑体〉
6 控え目に振る舞い、つつましやかである。
「繁樹は百八十に及びてこそさぶらふらめど、―・しく申すなり」〈大鏡・序〉
7 殊勝である。けなげである。りっぱである。
「あな―・し、いかなる人にてましませば、味方の御勢は皆落ち候ふに」〈平家・七〉
[派生]やさしげ[形動]やさしさ[名]やさしみ[名]
恐らくその友人が言っている”やさしさ”とは、2番目の意味だと思われます。
筆者が違和感を覚えた部分は、「他人に対する思いやり」の部分かもしれません。
筆者はその友人にご飯を奢りましたが、その友人に対しての思いやりは無く、気分が良かったから奢ったという理由なのです。
だからそこで、「奢ってくれるなんて優しいねぇ~」と言ってくることに対して、疑問を抱いていたのでしょう。
例えばそれが、友人がお金がないから奢ってほしいなどの状況であれば、「しょうがねえから奢ってやるかぁ~」という、思いやり、やさしさ、何だと思います。
でもその友人に対して奢った時は、友人がお金に困っている状況ではなく、筆者自身の気分が良かった、つまり気まぐれで奢ったわけです。
だから、私の気まぐれに対して”優しい”という言葉を投げかけるのは、ちょっとおかしいな、と筆者は思ったのでしょう。
いつもいつも思ってたんですよ。
優しさを履き違えているのではないのかと…。
しかしこの機に、違和感の謎が解けてよかったです。
という事で、今回の違和感に対する記事は、ここら辺で終わりたいと思います。
ありがとうございました。